「あなた」が何もしないとき未知がひらく

絵本「おこだでませんように」

NO.69-32   旧ブログ記事 NO.32(2016.7.26)

5歳に成ったばかりの姪っ子が、私に絵本を読み聞かせてくれました。

「おこだでませんように」 という絵本です。 

そのときの2人の会話です。

姪っ子が、読んでくれています。

  私: この男の子、かわいそうやなぁ。 

  姪っ子: なんで?

  私: なんでって、怒られてばっかりやん。

  姪っ子: だって、悪いことばっかし言ってるもん。

  私: えっ


私は、その日の夜中になって理解出来ました。

私は、姪っ子に教えられたのです。

何よりその絵本を選んで、持ってきてくれたことにビックリです。

私は10年ほど前に「この世界の仕組み」を知ってしまい、それ故に、この世界のことが嫌いになっていました。

また、このことに気付かない人々の鈍感さにも、不快感を持っていました。

そして「この世界の仕組み」のバカらしさに、不平不満ばかりを言ってきました。

だから「私は世界から怒られていた」のです。

姪っ子よ、教えてくれて、ありがとう。  2016.7.17