「あなた」が何もしないとき未知がひらく

「浮いている想い」をキャッチしている

NO.381-129   旧ブログ記事 NO.129(2016.1.29)

私は、「自ら考えたこと」など、ほとんど無かったのです。

今までずっと「私が、考えている」と思ってきましたが、
「思考」をキャッチしていただけだったのです。

「思考」は、言わば「物語り」であって「見えないフィクション」です。

だから、“目の前のことそのもの” ではないし、「答えを生み出すものでもない」のです。

なのに、この「思考」に同化してしまうと、
それが「私の思ったことだ」と勘違いしてしまうのです。

奇麗な花を見たら「わぁ奇麗だ、という想い」が、その花と共にそこにあります。

これは、「わぁ綺麗だ」と「私が思っている」のではなく、
そこに浮いている「わぁ綺麗だ」という「想い」をキャッチしているだけなのです。

だから、私の周りにも、自らで「想い」を創ればいいと思います。

しかし、これを無理やりに作ってしまうと「無理やりな想い」が出来上がるので、
「いつも、自分を好きになっている」だけでいいと思います。

すると、私のところにやって来た人は、
「この人良い感じ~」という、「想い」をキャッチすることでしょう。