「あなた」が何もしないとき未知がひらく

あなたと私が理解し合えないわけ

NO.47-10   旧ブログ記事 NO.10(2016.1.5)

あなたと私が理解し合えないわけ。

それは、2人の間に「タイムラグ」が有るからです。

「あなたは今ここでやっている」けど、「私」は「あなたの今より遅れすぎている」からです。

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「あなた」が話していることの意味を、理解できない「私」がいます。

さらに「あなた」は、「私」の応えを聞いて「いや、そういうことを言っているのではないよ」と見切ってさえいます。

しかし「私」からすれば、「あなた」の方がオカシイんじゃないの? と思っています。
ずっと、そう思っています。

しかし、何年か経った後に「私の理解が進んでくること」で、「私」は「あなた」の言っていた事が理解できるようになってきます。

「あ~、あの時、あなたは、こういう事を言っていたのか~」と後になってから解かります。

これは「あなた」と「私」との 「タイムラグが開きすぎていた」 ということです。

これは「逆も」然りです。

「このような事」が、もっともっと小さいレベルでいつも起こっています。
家族間で。
友人間で。

だから、理解し合えないときは「両者の間の時間が開きすぎている」ということです。
そこに「タイムラグ」があるのです。


さて、ここで考えてみる必要があります

もし、「あなた」という存在も「私のタイムラグ(未来のわたし)」 だったとしたら、どうでしょうか。

すると「あなたが先に理解できていた場合」も、それも “わたし” なので、 わたしは最初から “全てを知っていた” という事になります。