「あなた」が何もしないとき未知がひらく

マトリックス

NO.2

自分自身を見るためには「もう一つ別の視点」が必要になる

これが「他者」である

よって、この「他者」から見られているものが

普段のあなたが「あなた」だと思っている「あなた」なのである

つまり、普段のあなたは「他者の視線」を使って「あなた」を創り出しているのだ

これはどういうことだろうか?

あなたは頭の中に「他者の視線」を取り込んでいるということである

この「他者の視線」とは「集合意識」のことである

この「集合意識」は「社会意識」でもあり

「一般常識、記憶など」で出来ている「集合的なもの」である

そして、ここから生まれる「価値判断」

これが「あなた」の正体なのである

つまり、普段のあなたが「あなた」だと思っているのは

「他者の視線=集合意識」だったのだ

これは “本当のあなた” ではない

なのに、普段のあなたはこの「あなた」で歩いているし

この「あなた」で世間と接している

もちろん、この「あなた」が接した「他の人達」も

その “本人” ではなく「他者の視線」に成っている

つまり、我々は「集合意識同士で接している」にすぎないのだ

我々は「集合意識の中」に住んでいるのである

これが「マトリックス」

「集合 無 意識」である

「無意識」で生きているから「集合意識に取り込まれている」のである

  

さあ、これに気付いたなら脱出の訓練だ

これは、“自らの視線を取り戻す” ということである

ここから、“あなたはひとりで立つことに成る” のだ