「あなた」が何もしないとき未知がひらく

人生を信頼する

NO.67-30   旧ブログ記事 NO.30(2016.7.11)

「思考」は、どんどんと先に行こうとします。

どんどんと「目の前の世界」から離れて、突っ走って行きます。

その「思考」である「私」は、
その離れてしまった状態から「この世界に対応しよう」としています。

この離れてしまった「私(思考)」から「世界を理解しよう」としているのです。

しかし、そんなことは出来ません。

「私(思考)」は、“ここ” に居ないので、
“ここにある世界” の対応や理解など出来るわけがないのです。

だから、いつも「人生」がグラグラで「信頼」が出来なかったのです。

しかし、“私が一歩、目の前の世界に踏み込んだ” なら話は変わります。

わたしは “全体” と成ります。

すると、何もかもがダイレクトに起こってきます。
“ここしかない” ので「もしも、こうなったら?」なんかありません。

だから「理解」なんか軽く超えてしまいます。

こう成ることで “人生を信頼すること” が出来るのです。
信頼も何も、それしかないからです。

そこはもう「疑い」なんか起きないのです。