「あなた」が何もしないとき未知がひらく

人間万事塞翁が馬

NO.509

あなたに「過去」が無くなったら

全てを受け容れるようになるだろう

そこには「恐怖」が無いからだ

だからといって、そこには “叡智” が在るから

「オカシナもの」は受け取らない

だが、恐怖ゆえに

「新しい出来事を止めようとすること」も

「現状を維持しようと守りに入ること」も無くなるのである

そこは “新しいものばかり” と成る

この “新鮮な状態”

“活き活きとした状態”

この状態に在る者が、“覚者” である

この “覚者の状態” を

「人間の視点から意味付けをして、分割したもの」が

「人間万事塞翁が馬」という諺になるのである