「あなた」が何もしないとき未知がひらく

イエスの “心の貧しい者”

NO.453

 “心の貧しい者は、幸いである”

 “天の国は、その人たちのものである”

  

ここでイエスが言った “心の貧しい者” とは

“欲の少ない人” のことである

この人は、出来事に対して “良いも悪いも付け足さない人” である

つまり、“出来事をあるがままに捉えている者” であり

その “あるがままの者” である

イエスは、“その者だけ” が、“天の国に入れる” と言ったのである

  

また、これを違う次元で捉えるなら

心の中が、“たった ひとりに成っている者” である

そこに、“「他者」が居ない者” である

この者は “天の国に入れる” どころか

もう既に入っているのである