「あなた」が何もしないとき未知がひらく

真実は「何もない」のだけれど

NO.361-109   旧ブログ記事 NO.109(2015.8.23)

本来、“今に在る” というのは、「何も認識出来ない状態」です。

そこには、「私」と「対象物」もありません。
「見えている物」など何もありません。

だから真実は、“何もない” となります。

しかし、いつも対象物が現れているというのは「タイムラグがあるから」です。

この「タイムラグがあるから」こそ、「認識することが出来る」のです。

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「いつもの私」が、求めているのは「マインドレベルの幸せ」です。
この「マインドレベルの幸せ」には、必ず「プラスとマイナスがくっ付いて」います。

だから、あっちに振れたり、こっちに振れたりします。

でも、“本当の世界” があります。

“本当の世界は何も無い” 笑

だけど、これではつまらないので、
極小のタイムラグ。

それは一番手前。
“観る” が起きている ということです。

“観る” です。

これは、「感触」ですら “観ている” という状態です。

この “観る” で、“観られるもの” が同時に創られています。

これで “完結” です。

本来は、これでお仕舞なのです。

しかし、そこに「私」が出てきて、そこに「何かを付け足そう」とします。

これが「マインドレベルの幸せを求める」ということです。
これが「苦」の元です。

なぜなら、そこに付け足そうとした「何か」は存在しないからです。