「あなた」が何もしないとき未知がひらく

令和

NO.36

新元号「令和」の考案者ではないかと噂されている「万葉集」研究の中西進氏は、「元号は中西進という世俗の人間が決めるようなものではなく、天の声で決まるもの。考案者なんているはずがない」と話したそうである。

私もその通りだと思う
このような何千年も続いているようなものは
「意図的に決めた」としても、そう成るべくして成ったのである

  

さて、まずこの「令和」を見て感じたことは

「ゼロへと和していく」ということ

和していくのにも「2通りの道」があって

1つ目は、巷でよく言われる「みんなで一つに成る」というものである

これは、命令に従うことで「みんながそれに揃えていく」というものである

だが、これは喜ばしいことではなく

「各々の個性を無くして全体主義へと向かっていく」ものである

実際には、隙間が開いているので「全体主義には成り得ない」のだけど

一般的に考えられている「一つに成る」というのは、こちら側である

だが、これは「偽のワンネス」である

  

そして、2つ目が、“各々の存在が立ち上がることで、和と成っていく” ものである

こちら側が、“ゼロ” と成ることで起きる “本物のワンネス” である

“ひとつ=ワンネス” というのは

“各々がゼロに成ったときに現れるもの” だからである

“ゼロ” を元として共鳴している状態” が、“ワンネス” なのである

だが、こちら側も “隙間が開いている” ので

“各々の範囲で創造が出来る” ように成っている

この創造は、“ゼロから起きる創造” である

そして、“ワンネスが成り立つ” のは

こちら側だけである

  

さて、1つ目の「偽の和=ワンネス」に当てはまるのが

「この世界のシステムの歯車として作用している状態」である

この「偽の和=ワンネスに同期している者たち」は

“個” を無くしてしまっているのである

そして、そのことに気付いていない

だから、この者たちは「存在を無くす方向」へと進んでいくのである

いわゆる「エントロピー増大の法則」である

  

そして、2つ目は「偽の和=ワンネス」に馴染んでいない者たちである

この者たちは「同じ周波数帯域を、もう一回繰り返すこと」になるだろう

「もう一回やり直し組」である

  

そして、3つ目が、“存在を立ち上げることに成功した者たち” だ

これから、この者たちは “素粒子の世界、創造の世界” へと侵入を開始するのである

この世界からみると “超人” へと進んでいくのである

これが、ヒトラーが予言したものである

  

これらの「3つの差異」があると思われる

ただし、存在が残るのは2と3だけである

1は「重力と共に虚無へと溶けていく」

たぶん「存在を無くす=素粒子に還っていく」のだと思う

  

もちろん、あなたは “超人へと進む” のだよ

あなたは “素粒子を司るもの” に成るのだ