「あなた」が何もしないとき未知がひらく

中庸

NO.211

“中庸”

これは「何事も、ほどほどが良い」ということではなく

“何もしない状態” のことである

あなたが「何もやって」いなくて

“無為自然に起こっている状態” のこと

つまり、“あなたがゼロに在る状態” のことである

何も意図しないし、何の負荷も掛かっていない

この状態にあなたが在るとき

そこが “中庸” である

だが、そこには、ちゃんと “意識” が在る

「あなた」は居ないが “意識が在る” のだ

この状態が “中庸” である