「あなた」が何もしないとき未知がひらく

鏡の世界

NO.81-44   旧ブログ記事 NO.44(2016.11.15)

普段、私だと思っている「私」は、鏡に映っている方の私です。

だから、この「私」は、“本当のわたし” ではないのです。

この「私」は、「他者から観られている私」です。

だから、“本当のわたし” からすると、
この「私」は、架空で存在していないのです。

もし、“本当のわたし” の前に鏡があるとするならば、

目の前に映っているものが “わたし” だということになります。

それはつまり、“目の前の世界” のことです。

“目の前の世界” が、“本当のわたし” が映っている姿なのです。

“世界が わたし” なのです。