NO.80-43 旧ブログ記事 NO.43(2016.11.4)
たまに通る、細長い公園があるのですが、
そこは、真ん中が2mくらいの歩道になっていて、
その両側に花や木々が覆い茂ったように植樹されています。
そこを歩く度に、妙に「植物が生々しく生きている」ように見えていました。
いつも、植物から見られているように感じていました。
これが結構、怖いのです。
そのせいか、一時期、植物が怖かった時期がありました。
また、
扇風機の丸い頭が、こちらを向いているのと目が合ったとき(変な言い方ですが)、
こちらを見ているようで、そわそわした雰囲気に成ってしまいます。
そして、すぐ脇を見ると、今度は「頂いたお米の紙袋」が目に入り、
その紙袋も、生きていてこちらを見ているように見えていました。
たまに、この様な状態に成るのですが、
そのときは、必ずそこに、“静かな様子”、“独特の雰囲気” が生まれています。
そこに「双方向からの視線」、“観る” が生まれているのだと思います。