「あなた」が何もしないとき未知がひらく

「嬉しいこと」と「悲しいこと」

NO.500

「嬉しいこと」があなたに起きる

すると、あなたは言う

最高じゃないか!と

また今度は「悲しいこと」が起きる

すると、またあなたは言う

最悪だ!と

だが、この「どちらもが最高」なのである

“このことが観れている位置”

つまり「最高だ」「最悪だ」の価値判断の外に出て

“その出来事だけ” を眺める位置に留まることが出来たなら

あなたにはもう「悲しいこと」は起きなくなる

また「嬉しいこと」も起きなくなる

起きようがないからだ

そして、“そのことを味わえている” ということが

“最高なこと” だと、“その位置” からは観えるのだ

そこには、いつも “平穏” が続いている

この “平穏が続いている状態” のことを

“最高” と呼ぶのである