NO.467
みんな誰しもが
何らかの「コンプレックス」を持っている
だが、その「コンプレックス」は、あなたではないのだ
その「コンプレックス」は、「他者」である
だから、あなたとは何の関係も無いのだ
だが、その「コンプレックス(他者)」によって
あなたが乗っ取られてしまうのだ
そのせいで、“あなた本来の動き” が止められてしまうのである
事実を言えば、この「コンプレックス(他者)」こそが
「創世記」で言うところの「蛇のそそのかし」なのである
イヴは「蛇にそそのかされて」
「善悪を判断する知識の木の実」を食べてしまった
そのあとイヴにすすめられたアダムも食べてしまった
そこから2人は「全ての物事に善悪の判断を下すようになってしまった」のである
この「善悪の判断(思考)」こそが「蛇のそそのかし」なのである
そして「それ(思考)」に従うように成ってしまったことが「原罪」なのである
このようにして、アダムとイヴは “楽園” から外れてしまったのである
この瞬間から2人は「他者の目(お互い)」を意識して
イチジクの葉っぱで裸を隠し合ったのである
つまり「知識の木の実」を食べるまでは
「他者」は居なかったのだ
どんなものにも「優劣」なんか無かったのだ
だが「知識(思考)の木の実」食べたことで
そこに「二元性」が生まれたのである
このとき「生、死」も生まれたのだ
よって、ここからあなたも「死ぬこと」になるのである
このようにして「二元性が生まれたこと」が
“楽園” からの追放なのである
これは、今のあなたも同じである
だから、もう一度 “楽園” に戻らないといけない
そのためには「蛇のそそのかし」の総無視なのである
そしてもし、あなたが “その状態” を保つことが出来て
“その位置に留まること” が出来たなら
そこに、“素のあなた” が現れているはずだ
これこそが、“本当のあなた” であり
“そのあなたの居る場所が楽園に成り”
“あなたは死ななくなる” のである