「あなた」が何もしないとき未知がひらく

“赦し”

NO.450

何か「許されない出来事」が起きたとき

あなたは、反射的に相手の方を責めてしまう

だが、あなたが精神世界に興味があって

とても優しい人ならば

その「相手を許そう」としてしまうのかもしれない

だが、そこにはまだ「モヤモヤ感」が残っているはずだ

それは「消去」出来てないからである

だから「相手や、物事を『許そう』と努力する」のではなく

“あなた自身を赦す” ことである

これは「あれでよかったんだ」などと「自らを肯定する」ことではなく

あなたが持っている「『いけない事だ』としていること」を “赦す” のである

「あなたが持っている価値判断」の方を溶かすのだ

すると「許せなかったこと」が、ふわ~っと無くなってしまう

これが “赦す” ということである

このとき「相手」も赦されている

また、これは長年の「ヒャー恥ずかしい」と思っていることも同じ

その “「恥ずかしいとしている価値判断」を溶かす” ことで

「長年の恥ずかしさ」も無くなるのだ

なぜ、こう成るのかと言うと

その「価値判断」が無くなるからである

それはスルーしていく

これは、“あなたがゼロに戻った” ということである

つまり、“赦すという行為” は、“あなたをゼロに戻す行為” なのである

だから、相手とは一切関係が無いのである

  

さて、この話の真意はここからだ

あなたが事あるごとに “この作業” をしていくことで

とんでもないことが起こり始めるのだ

あなたが「この世界」から乖離していくのである

なぜなら「あなたが持っている価値判断」こそが「マトリックス」だからである

あなたが、この「マトリックス」を解除し始めると

そこに、おかしなことが起こり出す

これは “一瞬、垣間見れる” だけかもしれないが

そこに “あなたの世界” がチラチラと現れ始めるのだ

もし、この状態を持続できたなら

そこが “あなたの世界” である

そこでは、もう「問題」が起きなくなる

そこには “「問題」を起こす「価値判断」自体が無い” からだ