NO.152
何にもすることが無くなって
「手持ち無沙汰」に成っているとき
あなたは「何かをしなければ」と思ってしまう
そうして、無理やり「やること」を作り出してしまうのだ
だが、それが間違いだ
それがかえって、あなたを「今までと同じような状態」に留まらせてしまうのである
なぜなら「あなたが考えたそれら」は、全て「過去」だからだ
その「過去」を参照して行動を起こしている以上
また「同じようなループ」を繰り返してしまうのである
だから、まずは “意識をあなたの中心に置くこと” だ
そして、“そこから湧き上がってくるもの” や
“ふっと想いついたもの” をやっていくのである
または、“誰かに言われたこと”
これをやってみるのだ
だが、これはあなたが “意識を中心に置いているとき” にかぎる
あなたが “あなたで在るとき” に言われたものにかぎるのだ
それが起きていないのなら、そこに止まったままでいなさい
だが、このときのあなたは止まってなどいないのだ
あなたは “存在(エネルギー)と共に在る” から “能動的” に成っているのである
その “能動的な状態” から湧き起こることをやっていけばいい
そこが “あなたの生” だからだ
つまり、普段のあなたは「思考にそそのかされすぎている」のである
それだけ「無意識でいる」ということである
だから、まずは “意識をあなたの中心に置く” ことだ
そこから “あなたの生” が動き出す
そして、その “生に乗っていけばいい” のである