NO.13
ある「偏った考え方」を持っている
ずっと、それが「あたりまえ」だと思っている
だが、あるとき、それでは「全く通用しないこと」を思い知らされることになる
フィールドが変われば「今までのやり方」では全く通用しなくなるからだ
あなたは今まで「今までのやり方」でバンバン成功させてきた
だが、フィールドが変わった今、やってもやっても失敗ばかりが積みあがっていく
一向に上手くいかない
嫌というほど失敗を味わった後
あなたは「『やり方』を変えなければ成功しないこと」に気付くようになる
そこからあなたは「反対側に振れて」いく
「偏った考え方」を強く持っていれば持っていたほど
そのエネルギーは「反対側(反作用)」へと変換されていく
つまり「意地と成って反対側のことをやる」ことになっていく
当然、上手くいくはずがない
だが、あなたはそれをやり続けていく
「今までのやり方では通用しないのだから、こうやるしかないじゃないか!」
半ば悲しみを背負いながらも、それをやり続けていく
だが、だんだんヘロヘロに成ってきて
あなたの顔はオバケみたいに成ってくる
「こんな状態で上手くいく訳がない」と自分でも解っている
だが、もう戻ることは出来ない
もう前に進むしかないのだ
「新しいフィールド」にやって来た今
「今までのやり方」ではまったく通用しないことをあなたは知っているからだ
だが良いことに、あなたは頑張り屋さんだ
絶対にあきらめない
成功するまで、その顔でやり続けている
すると「ある人」があなたの前に現れる
スルスルッと現れる
あれあれ? なんだこの人は?
「なんで私を助けてくれるのだ?」
あなたには解らない
だが、何故だかあなたの力になろうとしてくる
この人は「あなたの偏った考え方を矯正してくれて引っ張り上げてくれる人」だ
あなたはこの人と居ると「何故だかいつも上手くいく」のに気が付いている
あなたは「偏っているし、へたくそ」だから、それが何故なのかはまだ解からない
だが、この人はそんな事など気にもせず、まったくお構いなしにサポートし続けてくる
そして、あなたを成功に導いていく
そう、この人は先達者なのだ
この人を見習っているうちに、あなたも徐々にだが、ひとりで出来るように成ってくる
もう、あなたは昔のあなたではなくなっている
ほとんどが、上手く出来るように成っている
ひとりでも問題なく出来るようになっている
すると、その人は、いつの間にかあなたの前からスーッと消えていく
その為に現れてくれた人だったのだ
さあ、今度はあなたの番だ
ある「頑張っている人」があなたの前に現れる
あなたには「その人の偏っている感じ」が観えている
その人なりの特質はあるが
あなたには「こうすればいいのに」と解かってしまう
その人は、もう「新しいフィールドに来ている」のに、まだそのことに気付いていない
当然、今までのやり方とは違ってくるわけだが、今まで通りのことをやっている
あなたから観たら、その姿は「すごく頑な」に観えている
当然、上手くいっていないような感じだ
あなたにはそれが、なんとなく観えている
あなたはその人の力になりたいと思いだす
何とか手助けしてあげたいと思いだす
異性ならば、あなたはその人に恋をする
少しご乱心ぎみに恋をする
そう、その人は「あなたの過去」なのだ
あなたにはそれが解かる
だから、あなたはその人に「新しい風」が吹き込むようなことをやってみる
すると、その人も昔のあなたと一緒で「今までと違った新しい何か」に気付きだす
そして、その「新しい何か」を取り入れ始めていく
さあ、今度は「その人が上がる番」だ
その人も、あなたのサポートのおかげで、いつの間にか上手く出来るようになっている
もう、その人も昔のその人ではない
それを自分のものに出来ている
そのことの理解が出来ている
そして、あなたはその人の前から消えていく・・・