「あなた」が何もしないとき未知がひらく

パワースポット

NO.449

今回は、パワースポットを紹介してみよう

私自身、パワースポットを目指して旅行をしたことはなかったが

日本全国を旅してきた中で、2か所だけ “モーレツに新鮮なエネルギー” を感じた所があったので

そこを紹介してみることにする

  

まずは、沖縄の首里城近くにある「内金城御嶽(うちかなぐすくうたき)」

「大アカギの木」のある所である

ここは首里城を正面に見て、向かって右側から少し下って行った所を、左側にちょっと入ったところにある「御嶽(うたき)」である

もともと首里城があった位置は、今の首里城の少し右側だったので

そこを見に行ったときに、偶然ここを発見したのである

ここは、入った瞬間から “清涼感の凄さ” に驚いたのである

明らかにここだけ空気感が違っていたのだ

ここには野生?の鶏が、3、4羽?いるのだけど

これがよくなついていて

私の後ろを適度な距離を保ったまま追いかけてくるのである

そして私が止まると相手も止まって、そこで「知らんぷり」

そしてまた私が動き出すと、また追いかけてくるのである

その様子が何とも愛らしく、その場のビジュアルと空気感が “パラダイスみたい” に思えたのである

まさに、アダムとイヴが「禁断の果実」を食べる前の “楽園” のような状態を感じたのである

ここは、かなり前に行った所なので

もうパワースポット的なことになっているため、パワーが微妙になっているかもしれないが

首里城からでもすぐに歩いていける所なので、比較的に行きやすいところにはなっている

訪問日  2011.1.3

  

そして、もう一つは、鹿児島にある「清泉寺跡」

ここは「覚卍和尚の墓」を見に行ったのだけど

ここも、一番奥にある “島津久章のお墓の前あたり” に立ったときに驚いたのである

その空間が、“とても清々しく清涼感に満ち満ちて” おり

しばらくそこを離れることが出来なかったのだ

とにかく気持ちがよく、ここでテントを張って泊まろうかと思ったくらいである

このお寺は、明治維新がらみの廃仏毀釈ですでに廃寺になっており

場所も、もの凄くマイナーなため

他の人は誰も居ないし、おまけに周りは墓だらけで、さらにその周りは竹藪になっているという怪しい雰囲気が漂いまくりのお寺なのである

また、このお寺に行くためには、まず金属の柵の中に入って行かねばならず

その入り口には留め金がかかっており

また、そこから入ったとしても、目の前は草ボーボーの原っぱになっており

先程の柵が、この原っぱへ入る為だけの入り口のように見えていて

明確にこの「お寺」を訪問しようと思わないかぎり「ここから入ろう」とは思えないような入り口になっているのである

まさに、人を寄せ付けない感、満載な所なのである

ネットで出ている写真などを見ても、わざわざここへ行こうとは思わないはずだ

だが、“凄まじい清涼感で満ち満ちていた” のである

  

たぶん、この清泉寺を再興した人物となっている「覚卍和尚」というのは「石屋真梁」のことだと思われる

いや、開山者自身が石屋真梁なのだろう

この石屋真梁は、琉球王朝を興した人物であり、南九州の寺院、そして「南北朝の合一」に多大な功績を残した高僧でありながら

日本の歴史には、ほぼ登場してこない人物である

だから、ここ清泉寺でも、わざわざ名前を「覚卍和尚」とかにされているのではないかと思えるのだ

なぜなら、石屋真梁が建立した「妙円寺」にある「石屋真梁像」が安置されている木枠には、「卍」のマークが左右に2つ入っているからである

そして、覚卍和尚も石屋真梁も、同じ「薩摩の伊集院」出身なのである

さらに、清泉寺の宗派は、石屋真梁と同じ曹洞宗である

まあ、これは私の主観がかなり入っている推測なのだけど

この清泉寺は、本当に素晴らしかった

まさに隠れたパワースポットだったのである

訪問日 2019.5.4

  

一応、私自身が “身をもって体感したパワースポット” は、この2つである