「あなた」が何もしないとき未知がひらく

“わたし”は動けない

NO.26

“わたしは、ここに居る”

だが、まったく動けない

「動く身体」が無いからだ

すぐ目の前には “世界” が観えている

だが、何ひとつ動けないのだ

ここには “ボワ~ンとした振動” が在る

その振動を感じたまま

ここから観ているだけなのだ