NO.212
この世界には「裏と表」がある
だが、“これを超えた世界” では
「ベースと、凸」があるのだ
“ベース” が在って、そこに「凸」が立ち上がってくるイメージである
この「凸」が、いつもの「あなた(エゴ)」である
そして、この凸である「あなた」が立ち上がる前に “ベース” として存在しているもの
これが、“あなた(在る)” である
あなたが、この “在る” の方に在るとき
「凸は二次的なもの」だと、“あなた“ には観えている
そして「凸が立ち上がろうとする」のが、“あなた” には解るのだ
このような知覚があるとき
「凸」はそれ以上出れなくなる
主体が “ベース” の方に在るから「凸」は力を失ってしまうのである
この “ベースのあなた” と「凸のエゴ」
この両者の “差異” は、はっきりとしている
そして、この両者の “関係” こそが
“あなた” と「他者」との関係に成っているのである