「あなた」が何もしないとき未知がひらく

釈迦の「法滅尽経」

NO.156

いま、日本は釈迦が遺した「法滅尽経」の如くに進んでいる

骨格をそのように変えられてしまった上に

そのように舵を切っているからだ

だが、安心していい

あなたが “あなた” から外れないかぎり、あなたは大丈夫だ

そのためには、ずっと “あなたは内側に在ら” なければならない

この状態に在れば、あなたは「外側の影響」を受けなくなる

なぜなら「外側の世界」は、今やシーンとしてのみ存在しているからだ

よって、その世界はあなたには影響を及ぼさない

だが、あなたが「外側の世界」に引っ張られてしまえば

たちまち「その世界」に組み込まれてしまうことになる

「その世界」は今、落下中である

だが、“内側に在るあなた” は落下しない

これは、世界が落下すればするほど

より “本当のあなた” が際立ってくるということでもある

この「乖離」があなたには観えてくるだろう

つまり、これからあなたはより “本当のあなた” を捉えやすく成るということである

  

さて、あなたが内側に在るとき

あなたは「世界というワンシーン」を観ているものと成る

このとき、“あなた” と「世界」との間には少し「隙間」が空いている

つまり、あなたは「世界」とは別に “豊かなままで在ること” が可能と成るのである

このときなのだ

“あなたの世界” に切り替わるのは

ここから、“内側(創造空間)に在るあなた” が

“あなたの世界を創り出していく” のである

この “あなたの世界” は “無限に進化する可能性を保持したまま

ずーっと進んでいく” のである