NO.452
もし、身体に「痛み」を感じることが無かったら
もっと簡単にケガをしてしまうだろう
たとえば、夜、真っ暗なベッドの中で
腕が、身体の下敷きに成って「グニャ~」っと曲がっていても気付けないからである
これは、ほんと酷いことになってしまう
また、お腹いっぱい食べてしまったときに「腹痛」が起きなかったら
限界無く食べてしまい、身体を壊してしまうだろう
さらに言えば、「辛いこと」が立て続けに起きてしまい
その先に「絶望」を観てしまったら
もっと安易に「死のうとしてしまう」のかもしれない
このようなことを考えると
人間は、身体を護るために「痛み」を創ったのではないかと思えてしまう
だとしたら、それはそれは見事なものである