「あなた」が何もしないとき未知がひらく

“新しい人”

NO.522

あなたの人生は「一般的なもの」とは違っているのかもしれない

この世に生まれてきて

義務教育を経て

さらには大学へと進んでいき

一般的な職業に就き

結婚をし、子供を授かり、子育てをし

老いた親の面倒を看て

自らも老いて病気になり

死んでいく

この「ごく一般的な人間が辿っていく基本的なルート」

この「生老病死」

「四苦八苦」の、「四苦」

釈迦は、このような「『苦』しかない人間の一生」に疑問を感じて

探求の旅に出たのである

  

さて、あなたも「この一般的な人間が辿るルート」に疑問を感じているのなら

これから、この “「一般的なルート」からかけ離れた人生” を歩んでいくのかもしれない

そして、“その道” に辿り着くまでが厳しすぎて

またみんなが歩んでいる「一般的なルート」を羨ましく思ってしまうのかもしれない

だが、あなたはもう引き返せないはずである

自らが『システム側の人間』ではないこと」に気付いているからだ

ならば、あなたには “あなたの本来の道が在る” ということである

と言っても、これは「システムに反発する道」ではなく

“あなたの生を、生きる道” である

「システム側にいる者たち」はシステムとしての役割がある

だから、その者たちにとっては

「ここに書いているような話」には無縁であり

たとえ聞いたとしても響かないのである

それは「必要がない」ということである

だが、あなたがそうではないのなら

あなたには “あなたの道が在る” ということである

この2つの道

一つは「システムと共に堕ちていることに気付かずに今まで通りに生きていく道」

もう一つは、“常に新しい生を掴み続けていく道” である  

これからは、この “新しい生を掴み続けていく道” の方がより表に出始めてくるのである

つまり、あなたは “その道をひらいていく” パイオニアなのである

あなたは、そういう人なのかもしれない