「あなた」が何もしないとき未知がひらく

出来事が「思考」にすり替わっている

NO.98-61   旧ブログ記事 NO.61(2017.5.17)

“出来事” が起きます。

その出来事に「あ~だ、こ~だ」と意味を付け始めます。

そして “出来事” より、「あ~だ、こ~だ」の方が主体に成っていきます。

しかし、この「あ~だ、こ~だ」は、“出来事” ではなく、「思考」です。

ここで、“出来事” が、「思考」にすり替わってしまったのです。

「私」は、このことに気付いていません。

なぜなら「私」が、その「思考」だからです。

つまり、いつも “起こった出来事” ではなく、「思考」を観ていたのです。

しかし、その「思考」は、“出来事そのもの” ではないのです。