NO.505
あなたは「今よりもっと良いものがあるだろう」と
「未来」に重点を置いている
また、“あなたの元にやって来たもの” があっても
それよりも「さらに良いものがあるはずだ」と思って
それを観ようともせず、また受け取らなかったりもする
そのくせ、今のままじゃダメだと思ったりもしている
そして、運良くあなたが「望むところまで到達できた」としても
「そこよりも先」を、さらに望んでいくのである
このように、あなたはずっと「未来」に焦点を合わせてきた
「先を観ることはいいことですよ」と誰かが言うのかもしれない
だが、それでは「永遠に到達しない人生」を過ごすことに成ってしまうのである
つまり、ラットレースのように
「ずっと漕ぎ続けるだけの人生」に成ってしまうのだ
そして「その輪廻」をも繰り返してしまう
だが、もし、あなたがここに留まって
“ここに存在出来たとき”
“ここが既に到達点だったこと” に気付くのである
と同時に、“ここしか存在していなかったこと” にも気付くのだ
このとき、“あなたの周りの密度” が変化する
そして、そこに “あなたの世界がひらく” のだ
あなたは “それ” を感じ取るだろう
その “あなたの世界” を生きなさい