「あなた」が何もしないとき未知がひらく

「恐怖」は幻である

NO.492

「恐怖」の正体

それは「自我」である

あなたは、この「自我」と “本当のあなた” との

どちらかを選ぶことができる

と言うより

「自我」の方を滅することが出来るのだ

すると「恐怖」が無くなってしまう

つまり「恐怖」は、「自我」と同じく「架空のもの」なのである

たとえば、あなたが身の危険を感じて「咄嗟によけた」とする

だが、その瞬間には「恐怖」なんか無かったのだ

身の危険を感じたのは “叡智” であって

それは「恐怖」ではない

「恐怖」は「その出来事」を思い出したとき

その出来事が済んだ後に起こってくるものである

だから「恐怖」が出たら

すぐに「幻」だと気付けばいいのである

実際「幻」なのだから