「あなた」が何もしないとき未知がひらく

“あなたの世界”と「思考の世界」

NO.484

あなたには、“あなたの世界” が在る

なのに、この “あなたの世界” に

あなたは「あなたの望み」を当てはめようとする

これが「苦」の元だ

当然「あなたの望み通り」に成ることは滅多にない

だから「あなたは葛藤する」のだ

だが、そんなことお構いなしに “あなたの世界” は進行している

だから「あなたの望み」の方ではなく

“あなたの世界” の方にピントを合わせるのだ

ならば、“あなたの世界” が

あなたをそのまま運んで行ってくれる

そこが、“あなたの人生” だ

“それ” しか無いのだ

だが、そこでまた「あなた」はこう言うのかもしれない

来月から「支払額が増えるのです」と

だが、それが “あなたの世界” に起きるのだとすれば

それが “あなたの世界” である

“あなたの世界” しか、世界は無いから

それだけなのだ

「それは問題に成っていない」ということである

「問題だ、困った困ったと『思っている』」のは

「別の世界が有る」と思っている「あなた」だけである

もし、あなたが、“あなたの世界だけ” に意識を置いているのなら

“あなたの世界” には、“絶対的な安心感が在る”

なぜなら、“それ” しかないからだ

だから「支払額が増えることに成った」としても

「それ」は問題ではないのである

このことを、もう一度熟考してみなさい

ふっ と理解出来たなら、“その理解があなた” だ