「あなた」が何もしないとき未知がひらく

時間の秘密

NO.317-65   旧ブログ記事 NO.65(2015.6.3)

毎瞬、毎瞬、“新しい瞬間” が目の前に起こっています。

「先ほどの今」は、もうここにありません。

それは、入れ替わって「過去」になっています。

「未来」はどうでしょうか。

ここから観た未来は、今は未来ですが、すぐに “今起こっている出来事” となり、「過去」になっていきます。

つまり、“今、起こっている出来事” すらも、「未来」でもあり「過去」でもあると言えてしまいます。

捉えられてるのが “今だけだ” ということです。

“あるエネルギーが躍動すること” で、この世界が現れています。

「今」というのは、この “エネルギーの躍動” を、ピンポイントで捉えたものです。

そのピンポイントの一瞬だけを「認識」したものです。

「認識出来た」という時点で、それはもう過去です。

だから、この「今」ですら「過去」なのです。

本当の今、というのは、“永遠の今” のことです。

「今」は、「今が観れない」ので、“永遠の今” が、「今」を観ているのです。

この “永遠の今” が、“脈動しているエネルギー” です。