NO.125
あなたの周りで三流の人がいる
何をやらせても、あなたから観れば三流だ
ここで「三流という定義」を説明しておこう
超一流が、“覚醒して行為を行っている者”、つまり “サマーディー状態に在る者”
一流が「その世界で秀でた者」
二流が「一般人レベル」
そして、三流が「無意識に流されて、機械のように成ってしまっている者」という捉え方である
さて、この三流の人はいくら同じアドバイスをしても、まったく話を聞き入れない
「簡単に出来る方法、上手く出来る方法」をあなたが教えてあげても、全く聞き入れない
普通に聞けば「あっそうか、なるほどね」で終わることでも、聞き入れない
または「そういう見方もあるんだね、でも私はこのままでいくよ」と
一旦受け止めてから自らで判断するだけなのだが、それでも聞き入れない
その人は、いつまで経っても「話を聞こうとすることもなく」ただただ拒絶するのみである
そして、そのまま「同じこと」をやり続けている
あなたは「いやいや、そうじゃないって」と、つい声が大きくなる
もう、かれこれ5年も同じことを言っている
だが、その人は未だにそれを聞き入れることはない
「まったく、うるさいな、何回も同じことを言って、もういい!」と逆切れする始末だ
「いやいや、何回も同じことを言っている」という議論をしているのではないよ
「こうやったら、もっと簡単に上手くいくよ」と言っているのだよ
その人が「そのようにやってくれない」かぎり
あなたの方に、ずっとしわ寄せがきてしまうのだ
だが、何回言ってもその人はその話を聞き入れることがない
たぶん、あなたが普通に言っているのに
相手は「責められている」と思っているのだろう
ずっと、会話がかみ合わない
激しく論点がズレている
だが、ちょっと待て
そこは “あなたの世界” だ
その人は “あなたの世界の中” に居るのである
ここで “あなたの世界を新たな次元にすること” を開始する
あなたのやることは、“そこをフラットにすること” だ
つまり、“ニュートラル”
“世界から「あなた」を減算する”
これで「あなた」は居なくなる
「聞き入れる、聞き入れない」も存在しなくなる
「あなた」は居ないから、何のストレスも感じない
そこは “世界だけ” と成る
“世界” があなたに成っている
穏やかな世界だけが、そこに在る
あとは世界がやっていく
何のわだかまりも心配も要らない
「あなた」が居ないのだからね
それでいい
それがフラットだ