「あなた」が何もしないとき未知がひらく

ドミノ

NO.266

わたしはドミノを倒している

休むことなく目の前のドミノを倒している

全て良いように

ずっとそれをやっている

やっているというか

それは必然に近い

なんと簡単なことだったのだろう

これが創造というものだ

どんどんとドミノがひっくり返っていく

当たり前の如くに倒れていく

これがわたしの人生だ

わたしが “わたし色” に染めている

けっして周りを蔑ろにしているわけではない

必然を起こしているのだ

ナポレオンが言った「我が辞書には不可能という文字はない」

まさにそのとおりだ

だが、わたしとナポレオンとは違っている

ナポレオンは「他者のスペースを侵しに行った」が

わたしは “わたしの世界に在る” からだ

だから、わたしの場合は

“我が意識には疑いという文字はない” となる

わたしの意識はひとつである

だから道はひとつなのだ

わたしは「2つ目」を選ばない

だから2つ目は存在しない

わたしの世界は最高である

だから最高なのだ

ここに登場しているものを “わたし色” に倒している

そう倒しているだけだ

わたしはブルドーザー

このブルドーザーとは “意識” のこと

そのとおりに倒れていく

そこには “それ” しか無いのだから

その様にしか成りえないのだ

これが “ゲームの中の覚醒者”

最高だ