「あなた」が何もしないとき未知がひらく

釈迦の「天上天下唯我独尊」

NO.139

「あの人が何かやっている」というのは、“あなたが観たもの” である

「あの人はこういうつもりでやっている」というのは、“あなたが想ったもの” である

「誰かがあなたに対して言ったこと」は、“あなたが聞いたもの” である

「あなたが誰かと戦っている」のは、“あなたが戦っている” のであって、その相手とは関係がないのだ

  

さらに言えば「あなたも、誰かも、世界も」みんな幻想なのである

それらを “観ているもの” だけが、“実在” なのだ

つまり、何から何まで “あなた(実在)からの主観” なのである

「外」に出ないかぎりはね

  

この状態を感得しているのが

釈迦の言った “天上天下唯我独尊” である