NO.472
在るのは “世界だけ” である
そこに「あなた」が出てきて
「こうであって欲しい」という欲を出してくる
この欲が、即「あなた」である
このとき「そう成らないんじゃないか?」
という、別の「あなた」も同時に生まれている
この「2つの対」を行き来しているのが
いつもの「あなた」である
だが、事実は “そこに起こったことひとつ” だけである
もし、あなたが “それだけ” を捉え続けることが出来たなら
そこが、“一元の世界” に成る
すると、もう「迷い」は無くなり
あなたは “覚者” と成る