「あなた」が何もしないとき未知がひらく

2つの世界が被さっている

NO.53-16   旧ブログ記事 NO.16(2016.2.14)

“ここにあるもの” があります。

目の前にある世界です。

それですべてです。

しかし、我々は「ここに無いもの」を、そこに付け足していきます。

それが「意味づけ」です。

しかし、この「意味づけ」は、“ここにある世界” とは「違う場所」で起こっているのです。

これは、“目の前の世界” とは別に、
「私がどのように意味づけしたか」だけで出来ている「私」の世界があるということです。

この「意味づけの世界」をよく観てみると、「過去」だというのが解かります。

その過去が “今、ここにあるものの世界” に、かぶさってきているのです。

そして、いつも「かぶさった方」に引っ張られてしまっています。

これが観れたら、どちらが “本物の世界か” が、よく解かります。

だから、「かぶさっている方」を外します。

そこに残っているのが、“わたしの世界” です。