「あなた」が何もしないとき未知がひらく

所有欲

NO.496

あなたは「これは私の物だ」という「所有欲」を持っている

「これ」が、あなたが知らないうちにも

周りに軋轢を生み出しているのである

あなたは「自分の物」を守るためには

「周りの物」が少々傷ついても気にならない

「自らの得」の方を優先する

だが「自分の物」が奪われそうになったら

さあ、大変だ

奪われまいとして相手の方を変えようとする

強く言えば、相手をねじ伏せようとする

このようなことを引き起こす「所有欲」

そこには、いつも「恐怖」が有るのである

この「『あなたの物』が奪われるかもしれない」という「恐怖心」

この「恐怖心」から起きる「反動の周波数」

「これら」が、いつもそこに現れているのである

あなたは知らず知らずのうちに

「『自分の物を守る』という周波数」を放っているのだ

よって、あなたのところには

「『自分の物を守らないといけない』という出来事がやってくる」ことになる

  

さて、この「『自分の物を守る』という周波数」が

「自我」である

この「自我」が、“あなたの平穏” の邪魔をしているのだ

このようなことを「所有欲」を用いることによって

“あなた” が、あなたに伝えているのである

「所有欲」=「あなた(自我)」であり

全ての「恐怖」は「『そこ』から発生しているのだ」ということを