「あなた」が何もしないとき未知がひらく

見えない世界との接触点

NO.133

この世界のほとんどは、数式で解けてしまう

まさに数式が支配している世界なのだ

だが、そこにパラドックスが起きてくる

なんとも辻褄の合わない世界である

または “虚数の世界” と言った方がいいのかもしれない

この “虚数の世界” だけは「この世界の中」では割り切ることが出来ない

だから “虚数” として表現されているのだ

そして、そのまま “虚数” として「この世界の中の数式」に組み込んでいるのである

だが実際のところ、この “虚数の世界” を理解するには

この世界から出ないことには解けないことになっている

これを逆に捉えてみるなら

“この世界を超えたところ” から入って来たものが

この世界の中で “虚数(不思議)” と成って現れている ということである

つまり、“この世界を超えたもの” が「この世界の中」に入って来ているのだ

ならば「この世界」のどこかに、この “虚数との接触点” が有る

それはどこにあるのか?

それが、この世界での “起点”

「あなたの身体」なのである

だから、あなたが “虚数の方に接続出来た” なら

あなたの行為は力を帯びる

そして、ここからなら「この世界の常識」を超えることが出来るのだ

この世界の中で “不思議なこと、つまり奇跡が起こせる” のだ

だが、残念ながら普段のあなたには “この虚数との接点” が浮上していない

この “虚数への扉” が、あなたの身体の中で活性化されていないのだ

だから、まずは頭ではなく身体の中心を意識してみるといい

そのうち頭の真ん中辺り

いつもと違うところを使うようになる