「あなた」が何もしないとき未知がひらく

イチロー

NO.27

昨日、野球のイチロー選手が現役を引退した

彼は今まで「野球というルールの中」でプレーを行ってきた

打ったボールがダイレクトにフェアフェンスを越えればホームラン
3つのアウトでチェンジする などなど

もちろん、他のスポーツにおいても同じである

テニスには「テニスのルール」があるし

この世界にも「この世界のルール」がある

その各々が「一つのゲーム」として成り立っているのである

今後、イチロー選手はこの「野球のルール」から外れて

「世界のルール(法律)の中」で人生をプレーすることになる

だが、ここで問題が起きてくるのだ

「この世界のルール」が「笑えない 笑い話」になっているからである

この世界は「ルールを司る者のさじ加減一つ」で

いくらでもルールをねじ曲げてもOKに成っているのである

つまり「一部の者たちが『ルールを如何ように変えてもOKに成る』ということも含めたルール」に成っているのである

これは、アウトサイダーにとっては完全に不利である

不利というか、勝ち目は無いのだ

ほら、まったく笑えないだろう?

さらには「この世界のシステムに仕える者たち」は

「この世界の珍ルールに目をつむること」で自らの面倒を看てもらっているのである

だから「この世界の珍ルールの馬鹿らしさ」を見抜いてしまった者たちの中で

「そこ」に戻りたくない者たちは

「この世界のゲーム」から脱出しなければならない

なぜなら、我々が勝手に「この世界」にやって来たからである

「嫌なら出ていけ」

「おう、出て行ってやるよ」なのである

だがもし、あなた自身が「今生は楽しみたくてこの世界に来ている」のなら

ほぼほぼ上手くいくように成っているから、そのままでいいのだろう

だが、この記事を読んでいる者たちの多くは

そうではないはずだ

今、どちらかというと過酷な状況に置かれているはずだ

なぜなら、“自らを誕生させる為” に「この世界」にやって来ているからである

だから、ここでこの者たちは “新たなゲーム” を始めなければならない

それは「この世界の中で “自らの生” を見つけるゲーム」である

そして、運よくあなたが “あなたの生” を見つけることが出来たなら

そこはエネルギッシュで「苦」の無い世界に成るのだ

なぜ「苦」が無いのかと言うと

そこには「時間」が無いからだ

  

さあ、あなたが “あなたの生と一体に成れた” なら

あなた自らが “法” と成る

そこに「この世界の珍ルール」は及ばない

そこは、“あなただけの世界” なのである