NO.294
さて、愛の説明だ
一般的に思われている「愛」というのは
“愛” ではないのだ
それは「感情」である
「感情」だから「行ったり来たり」する
それは「プラスマイナス」する
そんなものは “愛” ではない
本当の “愛” とは、“起こることを起こらせている能動的なもの”
“生きているもの” なのだ
あなたの心臓を動かせているもの
あなたの存在を、“あなたとして在らしめているもの”
そのエネルギーが “愛” なのだ
つまり “生” のことを “愛” と呼ぶのである
これは単なる「言葉」だから
愛でも、生でも、タオでも何でもいいのだが
事実は “あなたがあなたに成っている状態” のことである
そこに在るのが “愛” なのだ
この “愛” は無敵である
文字通り「敵がいない」のだ
だから最強なのである
そして、この状態が “本来のあなた” だ
だが「普段のあなた」は、こうではない
ズレているからだ
これを正すこと
言い方を変えるなら
“あなたに入る” ことである
これが “愛に成る” だ
私も “愛” に成るし
あなたも “愛” に成りなさい
この愛は “同じひとつのもの” である
だから、そこに共鳴が起きるのだ
これが “我と汝” の関係だ
さあ、“あなたに入りなさい”
それが “本当のあなた” なのだから
それが、“愛” なのだから