「あなた」が何もしないとき未知がひらく

“一元の世界”と「鏡の中のあなた」

NO.247

あなたが「ネガティブ」だから、そこに「ネガティブ」が現れている?

いいや、そうじゃない

それは「ネガティブ」なんかじゃない

だとしたら、それを「ポジティブに捉えなおせ」ということか?

いいや、そういうことでもない

“本来の世界” は、“一元の世界だ” ということである

だから、そこには「ポジティブ」も「ネガティブ」も無いのである

だが、そこに「あなた」が出て来てしまった

この「あなた」が「ポジティブだ、ネガティブだ」と言っているのである

だが、この「あなた」は他者から見られている「架空のあなた」だ

これが「鏡の中のあなた」なのである

だから、この「鏡」を割ってしまうのだ

ならば、この「あなた」は消えて

そこに “あるがままの世界” が現れる

そこは、“一元の世界” だ

そこには「ポジティブも、ネガティブ」も無い

その世界が “あなたに成っている” のだ

つまりは、自らで「鏡」を割ったときに

「あなた」が消えて

「ポジティブ」も「ネガティブ」も無くなるのである