「あなた」が何もしないとき未知がひらく

“自ら”を信じるということ

NO.534

“自ら” を信じるというのは

“あなたの生” を信じることである

信じるまでもなく

それが当たり前に成っている状態のことである

こう成ると、あなたには「苦」がなくなる

完全に “生” に委ねているからだ

ここからはどのようになっても心配ない

「心配する者」が出てこないのだ

そこには “生” しかないのである

この「あなた」の居ない状態

これが “自らを信じる” ということである

つまりは、一般的に思われているような

「『自分が良いように成ること』を信じる」

ということではないのである