「あなた」が何もしないとき未知がひらく

何も減らない

NO.19

何も減らない

何が減ったというのだろうか

数字だろうか?

心だろうか?

「減った」というのは「思考」が言っているだけである

その声に釣られて、あなたまで減らしてはいけない

あなたは “エネルギーそのもの” である

減ったというのは「色」である

増えたというのも「色」である

このように「減ったり増えたりしているもの」は「色」なのである

この「色」は「対比」でしか現れることが出来ないものである

だが、“あなた” は「対比」など必要せずとも、そこに “存在” している

つまり、あなたは、“この「色」を存在させている方” なのである

“この「色」を観ているもの” なのだ

だから、あなたにとって「要らない色」は観ずに

あなたが “観たい色だけを観るようにすればいい” のである