「あなた」が何もしないとき未知がひらく

映画「君の名は。」の「組み紐(時間)」から出る

NO.227

あなたは怒っている

だが、その「怒り」は誰かが悪いのではなく

あなたが「独りで怒っている」だけである

その「悪者に成ってしまった誰かさん」は

ただの「引き金」に成っただけである

元々、その「怒り」は「あなたのもの」だった

「それ」無しでは、あなたは怒りようがなかったのだ

これは、あなたが「あなた」自身を守ろうとしていたからである

あなたは「あなたの安全が侵される」と思ったのだ

当然「この世界に住んでいれば」そう成ってしまう

「この世界の構造」が、そのように成っているからだ

だから、解決策と言えば

あなたが「この世界の構造」から出ることである

「がんじがらめに編み込まれた網目」の外に出ることなのだ

映画、「君の名は。」

少し強引になってしまったが

この映画でいうところの「『組み紐(時間)』から出る」ことである

「組み紐」とは、曼荼羅のこと

曼荼羅とは、マトリックスのことである

つまり、「そこ」から出るというのは

「みんなで編み込んだ過去の常識の世界から出る」ということである

その出た位置に、フリーに成った “あなたの世界” が在る

そこで、“あなた自らで組み紐を結えばいい” のである