NO.291
「この後の出来事の方」が大事だから「今は程々にしておこう」などと
目の前のことを「疎かにする」ことがあるが
これがダメなのだ
たとえば、スポーツの大会などで
この試合の相手に対しては「ほぼ負けることはない」から
次の試合の為に「力を抜いて体力を温存しておこう」などと「やる」ことがあるが
これがダメなのである
なぜなら、その時点でズレたからだ
あなたは “あなた” からズレたのだ
こう成ると、あなたは “生の助け” が受けられなくなる
よって、あなたは「別のもの」と闘わなければならなくなるのだ
誰とだろうか?
「あなたの影」である
あなたは、“あなた” から外れた「あなたの影」と闘うことになるのだ
これで「あなたの敵」は二つになる
だから、どんなときも “目の前のことと共に進んで行かなければならない”
それが、“あなたの生” だからだ
だが、ここで、“精一杯生きなさい” と言っても
そこに「『余分なこと』を付け足しなさい」ということではない
この「余分なこと」も「あなたの影」に成るからだ
つまりは、“あなたが “生” から外れなかったら”
「『影』は存在しない」ということである
だから、常に “自らの生と共に進んで行く” のである
ならば、そこにもう「影」は存在しなくなる
この「影」が存在しない状態
あなた自らが “生と成っている状態”
このとき、“必然と躍動感あふれる生き方に成る” のである
これが、“そこを精一杯生きる” ということである